お墓が段々と仕上がっています。
おはようございます。今日も寒いですね。現場の工事も7割くらい仕上がってきました。工場で丁寧に仕上げたものがお墓に治まっていくのはいつも考え深いですね。とても愛着がわきます。構造の部分は大体組み終わりました。あと、3日ぐらいで終わるといいのですが。
1ヵ月半ぐらい前に工場の中で原石に墨を打って目割りをして、そこから切って、削って、磨いて、仕上げた物がお墓に据わりました。現場では、のべ10日ほどですが、工場で加工しているほうが時間がかかるんです。
敷石をモルタルで据えています。水平器をよく見て慎重に施工します。
納骨室のフタです。左右の加工は万が一開けるときの手掛けです。最近では金具を使い観音開きにして開け閉めが簡単に出来る納骨室の入口を見かけますが、私の考えは納骨室の入口は少々手間が掛かるぐらいが丁度いいと思っています。毎日開ける玄関などとは違い、本当なら開けたくない所ですからね。もうひとつの理由は、単純な構造で造っておくと壊れないという事です。私が造るお墓はよくシンプルと言われます。それは造った時だけではなくその家の代々が長くに使ってもらいたいため、飽きが来ないデザインなどを心がけているからです。
完成まであと少し、がんばります。
ブログ|2017年11月29日