お墓が仕上がりました。
おはようございます。今日はクリスマスイヴですね。キリストが終われば、歳神様を迎える神道です。日本人の年の暮れはなんだか忙しい!また、正月。歳神様を暮れからお迎えして正月三日まで神棚というお家に泊まって頂き休んでもらいます。そこで歳神様と一緒に元旦を迎え、一緒にお餅を食べたり、酒を飲んだり新しい年を祝うことです。なので、今週中に神棚をきれいにして松飾りをかざって、お供え餅を上げて、と準備万端にしましょう。歳神様とはもともと自分のご先祖です。神道では、人が亡くなれば魂は神棚に帰ろうとします。神主さんに清めてもらってからなので亡くなってすぐ神棚に行かないよう白い紙を神棚に貼り入り口が見えないようにしますよね。そうして何年かたって、その家の神様がその地域の神様(道祖神とか)になって、また何年かたって山神様になって、そして歳神様として毎年正月に帰ってきます。なので、親しみをもってお迎えしましょう。自分に命があるということは必ずご先祖はいます。自分も必ず先祖になります。何百年しても帰れるところがあるとうれしいですよね。
そして、下の写真は玉垣を据えています。マスキングテープで養生して目地を仕上げます。
水鉢に家紋を彫りました。慎重に収めます。また、石碑と墓誌は銘石福島県産浮金石です。斑レイ岩で吸水率もとても低く、独特な石目でたいへんきれいな石です。
このお墓は国産材の石を使い、もちろん自社加工です。宝珠付6寸親柱、加工風景を以前のブログで紹介していますので見て下さい。
置き灯篭には台石に返り華を細工しました。
後からです。墓誌もきれいに収まりました。
私の伯父さんのお墓を造らせて頂きました。開眼供養、納骨式も終わり、親戚、施主の私のいとこにもとてもよろこんで頂きました。この仕事をしていてとても張合いのあるひと時でした。
ブログ|2018年12月24日