有限会社依田石材店

東京出張

こんにちは、今週月曜、火曜日と東京、茨城方面に出張してきました。まずは東京は日本橋へ、目的地に行く途中にあった日本銀行の建物です。茨城県産の石材を使っていました。彫刻が素晴らしい。

 

目的地近くの橋の欄干。これも茨城県産の石材。

 

この像は次の1万円札に描かれる渋沢栄一です。入口の門柱や像の台石の表面加工きれいに出来てます。どうやって造るのだろう。考えさせられます。ちなみに私ブログに初登場かもしれません。

 

そのあとひとつ仕事を終えて、皇居の石垣を散策。

 

いつみても素晴らしい石垣です。ひとつ5トンくらいの石も積んでありますもんね。

 

ここの石垣、面白いことがひとつ。皇居のお堀の役目は敵の侵入を阻む事と、もうひとつは全国各地からの物資の搬入の為です。お堀は東京湾に繋がっていて神田川や隅田川などを使って舟で物資を運んでいました。そしてこの石積みよく見ると石垣の積み方が台形に異なっている所があります。それはお堀の中まで物資を運び込む時、石垣を取っていました。その名残です。この写真でわかりますか?

 

次に靖国神社を参拝して、資料館を見学しました。

 

資料館の中の階段にはめ込まれていた文様。

 

第二次世界大戦当時使われていた戦機。靖国神社散策で一日目は終了。

 

2日目茨城県に移動しました。これまで我社は1つの国産材を使っていましたが、今後は取扱いの出来る石種を増やしたいと思い、今回の出張です。いくつかの会社を回りました。残念ながら火曜日のあの雨では丁場まではいけませんでした。しかし、先方の社長様と貴重なお話が出来てとても勉強になりました。ありがとうございました。

 

飾ってあったおむすび。縁をむすぶ、縁起物です。

 

もうひとつ、石材加工機械を取り扱う会社にお邪魔しました。たくさん機械が在って目移りしてしまいました。これですべての日程を終えました。

 

現場では、玉垣を据えています。完成まであと少しです。慎重に頑張ります。

 

狭い所に機械を入れての作業です。

ブログ|2019年05月23日